日本の年金は何歳から加入義務がある?

投稿者: | 01/05/2022

国民年金は20歳から加入期間が始まる

日本の国民年金は、国籍を問わず日本に居住している成人が加入する年金です。国民年金の加入期間は、20歳から始まります。2022年から日本の成人年齢は20歳から18歳に引き下げられましたが、国民年金の加入期間の始まりは、20歳で変わりません。

この加入期間の始まりは、永住者の方の脱退一時金資格に影響があります。

永住者の方は、20歳の誕生日から最初に日本で居住を始めるまでの期間について、国民年金に加入していたとみなされます。この国民年金に加入していたとみなされる期間と、日本で居住して年金を納付した期間の合計が10年未満である場合に限り、出国後に脱退一時金を申請できます。10年を越える場合は、老齢年金の請求資格に切り替わり脱退一時金の申請はできません。

永住者の脱退一時金については、ブログのこの記事を参照してください。

厚生年金は雇用が始まった期間から加入する

厚生年金は、国籍を問わず日本で会社に雇用されている方が加入する年金です。厚生年金については、20歳未満であっても雇用されている人は加入します。脱退一時金の申請資格も、20歳未満で発生する場合があります(厚生年金の加入期間が6か月以上であることが条件)。

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