日本では、給与の何パーセントを年金として納付しているか?

投稿者: | 20/07/2021

年金は給与の何パーセント?

日本の年金および健康保険は、日本政府の財政と国内の居住者から徴収された納付金の二つを財源としています。

日本の雇主は、従業員の給与から年金(厚生年金)および健康保険の金額を差し引いて国に納付します。

厚生年金の納付額は、毎月の給与の9.15%です。 つまり、雇主が支払う給与のおよそ100分の9は、従業員に支払われずに年金として国に納付されています。しかも、毎月の給与だけでなくて、1年に何度か支給されるボーナスからも、同率の納付が行われます。

この年金の負担は、とくに中程度の所得からそれ以下の従業員にとっては大きな比率となります。その理由は、厚生年金の給与からの納付額には上限があって、月65万円の給与以上はすべて同額となるからです(ボーナスは例外)。

表:年金の納付率

下表は、ボーナスを除いた毎月の給与から差し引かれる年金額です。

月給与額
(A)
年金納付額
(B)
納付率
(B/A)
300,000円 27,450円 9.15%
440,000円 40,260円 9.15%
650,000円 59,475円 9.15%
850,000円 59,475円 6.99%
1,000,000円 59,475円 5.94%

このように、日本の会社に勤める従業員は、毎月の給与のうち少なくない金額が年金の納付分として差し引かれています。

日本で一時的に雇用された非日本国籍の従業員に限って、この年金の納付分を払い戻す制度が認められています。それが、「年金の脱退一時金」です。

脱退一時金は、日本を出国してから2年間請求する権利が与えられます。 申請すれば、納付した年金について最大5年間の払い戻しが行われます。日本円でも外国通貨でも受け取ることができます。 日本で短い期間雇用される非日本人の方々は、ぜひご検討ください。

参照リンク

    厚生年金保険料額表(日本年金機構、外部リンク)

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